りんごの剪定
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田屋果樹園では、園地の雪の状態をみながら1月中旬くらいから剪定作業にとりかかります。雪のなくなる3月まで園主1人でりんご、西洋梨、さくらんぼ約700本の木を剪定します。限りなく果てしない作業です。
りんごの実を秋に収穫、葉を落としから厳しい冬を迎え、りんごの樹の枝々には、新しい芽が膨らんできました。しかし、このまま春を迎えて、すべての芽が芽吹いてしまうと樹の体力が消耗してしまいます。
また、りんごの樹が枝を伸ばしたままにしていると、花が咲き、実を結んだところで密集した枝が、太陽の光をさえぎるため、未発達でいいりんごが出来ません。
そこで必要となるのがりんごの枝の剪定作業です。
剪定した枝を、雪がとけだす3月に一本一本拾い集めます。集めたりんごの枝は、風呂の焚きつけようの薪にします。りんごの枝は、薪として優れもので火がつきやすくお風呂の湯もまろやかで、りんごの枝で沸かしたお湯はとっても体が温まります。
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1年の始まりは剪定作業です。
剪定によってりんごの品質も収穫量も違ってくるのでとっても重要な作業なのです。
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どういう枝の伸び具合か、また枝を刈り込み、
最終的にどのような形にするのかを
頭に描いてから作業に取りかかります。 |
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3年後を予測して枝を切るのです。
3年後の秋にりんごのなる姿を予想して
枝を切るのです。 |

これは鉈(なた)です。
この鉈で太目の枝を落とします。 |
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高枝伐りハサミや、手鋸、剪定バサミなどを
持ってりんごの樹の一本一本を順番に
周っていきます。
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一本の鋸と鋏で、時には枝を切りつめ、
間引き、芽を切り作業をしていく。 |
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高枝バサミを使って剪定。 |

誘引
芯になる枝は上に成長させて、
残りを水平近くまで紐などで誘引すると
早く花芽がつきます。
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土や太陽の当たり方も考えながら。
樹の生育の強さ、樹齢、品種、
育った時の天候、病害虫の多少、
栽培管理の仕方、周りの樹との間隔、
枝の仕立て具合…りんごの剪定には
教科書がありません。
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枝を落としすぎてもダメだし、
樹の性格やバランスをみて剪定します。 |

良い剪定を行うために不可欠なのが、
経験と洞察力です。
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剪定した枝がそのまま置いてあります。 |

芝集め
雪が溶けはじめたら剪定で切り落とした枝集めです。
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芝集めは、主に女性の仕事です。
広い園地の枝を集めるのは、重労働です。
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天気の良い日は、岩手山が見えます。 |