りんごの苗木作り・切り接ぎ法(接木)
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りんごは、例えば「ふじ」という品種の種子を蒔いて育てても「ふじ」にはならないのです。
そこで接木(つぎき)をして、苗木を作ります。
苗木を作るのに、枝を切り取って土に挿木する方法もありますが、りんごの枝を挿しても根が出ない・根付かないので、何らかの「台木(だいぎといって別な植物)」に作りたい品種の穂
木(ほぎ)を接ぎ木する、切り接ぎ法で苗木を作ります。
台木は、りんごで主流である「わい性JM台木」、穂木は「着色系ふじ」を使いました。
4月にこの苗木を作り、12gの不職布ポットで2年間ほど育成して地植します。
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購入したJM7の台木です。
この、台木を切ります。 |
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切った台木(上)です。
接木には、台木の根のついた下の方を使います。 |
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12〜3月の休眠期間中に採穂し、
貯蔵しておいた枝を 穂木にします。
ビニール袋に密封して冷蔵庫で保管。
今回の穂木は、着色系ふじです。 |
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新たに接ぐ枝「穂木」を少なくとも
2芽残るようにして約10cmに切ります。
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穂木の切った先端は
今回は使いませんが、挿し木に使います。
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穂木の形成層を出すために
カッターで基部を斜め45度に、削ります。
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反対側は台木の切り下げの深さより
3ミリ程度長く、僅かに木質部に係るように
ナイフを入れて水平に削る。 |
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接木に使うカッターと品種を記入するマジックに
ビニールテープ。
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台木の「形成層」が出るように
切り株に縦に切り込みを入れる。 |
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切り込みを入れた台木(下)に
形成層を合わせて穂木(上)を挿し入れる。
(割り接ぎ)
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接ぎ穂と台木、両方の形成層の位置を確認し、
双方の形成層が接着面の上下ともしっかりと
合うように、台木の切り下げ部分まで
接ぎ穂を充分挿し込む。
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台木と穂木のそれぞれの形成層を合わせないと
樹液が、通らず活着しないのです。 |
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活着(つくこと)するために
台木と穂木(品種の枝)の皮の下にある
それぞれの形成層をしっかりと合わせなくては
なりません。
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接ぎ穂を挿し込んだら、
そのままの状態で穂木が動かないように
注意して、 ビニールテープ等で縛る。
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「JM台木」に「着色系ふじの穂木」を接木した
苗木です。
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穂木のお尻(切り口)に
癒合剤(病原菌の侵入を防ぐ薬剤)を塗る。 |
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活着(つくこと)をよくするために
接木した苗木を水につけています。
うまく活着(つくこと)するといいのですが。 |
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接木した苗を12gの不職布のポットに入れて
園地に植えます。
不職布のポットは、そのままポットから出さずに
地植出来ます。 |
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結んだビニールひもは、
完全に活着したらはずしてします。
1ヶ月ほどで活着します。
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(2005年は、活着率90%) |
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