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りんご 剪定の7つ道具 さんさの観察1〜3月 粗皮削り 芝集め ●苗木作り
さんさの観察5〜8月 りんごの摘果




りんごの苗木作り・
切り接ぎ法(接木)
 

 りんごは、例えば「ふじ」という品種の種子を蒔いて育てても「ふじ」にはならないのです。
そこで接木(つぎき)をして、苗木を作ります。

苗木を作るのに、枝を切り取って土に挿木する方法もありますが、りんごの枝を挿しても根が出ない・根付かないので、何らかの「台木(だいぎといって別な植物)」に作りたい品種の穂 木(ほぎ)を接ぎ木する、切り接ぎ法で苗木を作ります。
台木は、りんごで主流である「わい性JM台木」、穂木は「着色系ふじ」を使いました。

4月にこの苗木を作り、12gの不職布ポットで2年間ほど育成して地植します。







購入したJM7の台木です。
この、台木を切ります。
切った台木(上)です。
接木には、台木の根のついた下の方を使います。
12〜3月の休眠期間中に採穂し、
貯蔵しておいた枝を 穂木にします。
ビニール袋に密封して冷蔵庫で保管。
今回の穂木は、着色系ふじです。
新たに接ぐ枝「穂木」を少なくとも
2芽残るようにして約10cmに切ります。

穂木の切った先端は
今回は使いませんが、挿し木に使います。

穂木の形成層を出すために
カッターで基部を斜め45度に、削ります。
反対側は台木の切り下げの深さより
3ミリ程度長く、僅かに木質部に係るように
ナイフを入れて水平に削る。
接木に使うカッターと品種を記入するマジックに
ビニールテープ。

台木の「形成層」が出るように
切り株に縦に切り込みを入れる。

切り込みを入れた台木(下)に
形成層を合わせて穂木(上)を挿し入れる。
(割り接ぎ)
接ぎ穂と台木、両方の形成層の位置を確認し、
双方の形成層が接着面の上下ともしっかりと
合うように、台木の切り下げ部分まで
接ぎ穂を充分挿し込む。


台木と穂木のそれぞれの形成層を合わせないと
樹液が、通らず活着しないのです。

活着(つくこと)するために
台木と穂木(品種の枝)の皮の下にある
それぞれの形成層をしっかりと合わせなくては
なりません。
接ぎ穂を挿し込んだら、
そのままの状態で穂木が動かないように
注意して、 ビニールテープ等で縛る。



「JM台木」に「着色系ふじの穂木」を接木した
苗木です

穂木のお尻(切り口)に
癒合剤(病原菌の侵入を防ぐ薬剤)を塗る。
活着(つくこと)をよくするために
接木した苗木を水につけています。
うまく活着(つくこと)するといいのですが。
接木した苗を12gの不職布のポットに入れて
園地に植えます。
不職布のポットは、そのままポットから出さずに
地植出来ます。
結んだビニールひもは、
完全に活着したらはずしてします。
1ヶ月ほどで活着します。

(2005年は、活着率90%)



りんご2006-りんごの苗木作り-





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