佐藤錦の人工受粉-4月下旬-
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蜜蜂やまめこ蜂などの訪花昆虫がさくらんぼの花が咲くと、受粉をしてくれます。しかしこれだけではさくらんぼがよりたくさん、大きく実をならすために十分ではありません。そこで、人間が少しお手伝いをして確実にさくらんぼが実をつけるために受粉をします。それが、人口受粉です。
人工授粉は、さくらんぼの花を摘みそこから花粉を取り出して品種の違うさくらんぼの雌しべにつけてあげます。さくらんぼは、一品種だけでは結実しないという性質を持っていますので、結実させるためには他品種の花粉を交配しなければならないのです。
4月の下旬に、ナポレオンの膨らみかけた風船状の花を摘みます。1つ1つ手で摘み、摘んださくらんぼの花より花粉を取り出す開葯をします。開葯した生の花粉をラブ・タッチとうい受粉用の器械入れて、佐藤錦の雌しべにつけ人工的に受粉させます。佐藤錦には品種の違うこのナポレオンの花粉を、相性がよく開花時期も合うので受粉用に使います。
開花当日〜3日くらいが、雌しべの受精能力が高いのでこの時期に集中して受粉をします。また風が少ないときに受粉をしないと受粉率が低いので天候のいい、受粉日和に、家族や作業員さんと皆で一気に受粉をします。
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受粉作業をしていると花粉がたくさん飛び散るので、マスクをしての作業です。
さくらんぼの雌しべに、たっぷりと花粉をつけてあげます。
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花摘み
さくらんぼ(ナポレオン)の開花直前の風船状に膨らんだ花を摘みます。 |

ナポレオンの花を手で摘み集めます。
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蕾より少し膨らんだ花を採ります。
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開葯作業
摘み採ったナポレオンの花を作業場に持って来ました。
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摘んだ花を採葯器で、花びらと花粉をバラします。
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残った花びらや額、軸などは、捨てます。 |

開葯した花粉を少し目の荒いザルで、雄しべの軸、花びらや不純物を取り除くを振り落とします。
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さらに目の細かいザルでゴミなど振り落とします。
黒い紙の上に振ると花粉がわかりやすいです。 |
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振った花粉を開葯器に入れる。 |
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花粉を
24〜25℃の程度で20時間乾燥させる
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乾燥した花粉 |
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乾燥した生花粉を集めます。
花粉症の園主はマスクで防備。
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花粉を攪拌器で、攪拌します。
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攪拌して粉になりました。
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このピンクの粉は、花粉増量剤・石松子です。
石松子は胞子植物であるヒカゲノカズラの胞子です。
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粉にした花粉を石松子と混ぜて色をつけます。
花粉に色を付けることによって受粉のときに 器械から花粉がでていることを確認出来ます。
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花粉と石松子を1:1程の割合 で混合する。
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作りたての生花粉を
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受粉交配器「ラブタッチ」に入れます。
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人口受粉
水鳥の毛がついた
受粉用の器械(ラブ・タッチ)で
さくらんぼの雄しべに開葯したての
生花粉を受粉します。
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次女も受粉の手伝い。 |

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石松子のピンクで、受粉したのがわかる。
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これは、妻みはる。
開花始めから風の少ない、天気のいい日は、
毎日受粉します。
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長女も受粉です。
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